今求められる専門性

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今求められる専門性

専門性を高めるためのOFF-JTと自己認識力アップ

より強固な土台を作って専門性を高める

より強固な土台を作って専門性を高める

高い専門性はすでに出来上がった土台の上に成り立つものと思われがちですが、土台はいくらでも固め直すことができます。実践能力を集中的に身につけるOJTは有名ですが、研修を通じて業務や業種の知識を手広くカバーするOFF-JTも効果的です。専門性を高めるためにできることを、以下に挙げています。

OFF-JTを活用する

OFF-JTは、専門性を高めるための土台作りに効果を発揮するといわれています。OJTは実践に必要なスキルを習得するための教育手法としてよく用いられていますが、OFF-JTはそれとはまた異なる教育手法のことです。OFF-JTは、実践に必要なスキルのさらに土台となる部分を固められる点に期待されています。OJTは実践的なスキルを高めるために効果を発揮しますが、指導する側は本来の業務も行わなければならず常に指導のみに注力できるわけではありません。このようなOJTでカバーしきれない部分を、時間をかけながら習得することがOFF-JTの目的です。あらゆる企業で職場外研修として導入が進んでいます。職場で実践に欠かせないスキルだけに限らず、業界に関わる情報や知識などを集中的に学ぶことができるためです。階層別や職務別など、個人の状況に応じて学べる点もOFF-JTの特徴です。各段階で必要なスキルを習得しながら、専門性をより高めることができるのです。また、職場以外で普段関わりを持てない社員同士がコミュニケーションをとれるのも、OFF-JT特有のメリットといえます。他部署や職場外での交流が広がり、コミュニケーションの活性化に期待できます。ただし、OFF-JTは受講する本人が研修の必要性や目的を理解していなければ本来の効果が得られなくなります。OFF-JTにより得られる効果と、専門性を高めるための土台となることを理解して臨みましょう。

自己認識力を高める

自己認識とは、自分を正しく認識するための能力のことです。自己認識力を高めるためには、主観ではなく第三者からの客観的な視点を理解したうえで自分を認識する必要があります。似たような言葉の「自意識」は、自分の考えを主体とした主観的な要素が強いものです。自己認識は、自意識とは別で、あくまで客観的な視点を持っていることが前提です。自分が思っている「自分」と他者から見た「自分」に相違点が大きければ、その相違点を埋める努力が必要です。専門性を高めるうえでも、客観的に自分に足りないものは何かを理解しているほど成長を成功させやすくなります。たとえばOFF-JTを活用して専門性を高める場合も、より効果が得やすくなるのです。専門性を高めるうえで、「相手にどう思われるか」を意識しすぎると自分はどうしたいのかという目的を見失ってしまいます。自己認識力を高めるためには他者からの評価を受けた自分の新たな一面を認識し、さらにその能力をどのように活かしていくべきかを考えることが大切です。

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今求められている専門性とは?